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Q24 Wリーグ開幕戦 JX-ENEOS VS 富士通 結果は??

最終スコア56ー61で富士通が勝ちました!!

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昨日のB.LEAGUE開幕に引き続き、女子のWリーグが本日開幕しました。

 

B.LEAGUE開幕戦についてはこちらの記事をご覧ください。

 

gimonmon.hatenablog.com

 

女子はつい最近までアジアカップがありました。JX-ENEOS富士通はともに代表に選手を送り出しています。そのためなかなかチームの全体練習ができていない状況で開幕をむかえることになりました。

 

女子日本代表が活躍したアジアカップの結果についてはこちらの記事をご覧ください。

gimonmon.hatenablog.com

 

この2チームは昨シーズン1勝1敗という結果でした。その2チームが開幕で対戦するというのはとても楽しみなカードです。この試合を裁くレフェリーも3名全員が女性です。女性のレフェリーも徐々に増えているのだと思います。男女ともに審判のレベルアップが急務となっているので、頑張ってほしいです。

 

富士通の監督は2年目のテーブスさんです。息子はアメリカのNCAAのD1でプレーしているテーブス海選手です。今年のウィリアムジョーンズカップの日本代表にも選出されたガードの選手です。富士通デンソーからオコエ桃仁花選手を獲得しました。女子のプロチームではなく実業団チームなので、選手の移籍は非常に珍しいことです。オコエ選手は、プロ野球楽天イーグルスにお兄さんが所属しています。ドラフト1位で指名されたオコエ瑠偉選手です。ハーフの選手ということもあり、身体能力に優れています。今年21歳になりますが、昨年のワールドカップに日本代表として選出され試合にも出場した有望株です。

 

JX-ENEOSは11連覇中の超強豪チームです。スタメンの身長はNo10渡嘉敷選手が193cm、No33梅沢選手が188cm、No52宮澤選手が182cmとどのチームと対戦するにしても高さで有利に立つことができます。また、吉田亜沙美選手が引退を撤回して現役に復帰しました。東京オリンピックに選手として出場したいという気持ちが強くなったとのこと。ある程度現役復帰は予想できました。さすがに早すぎるなという印象ですが、吉田選手はやっぱりバスケットボールをプレーしている姿がかっこいいのでオッケーです。

 

第1クオーターは12-16で富士通が4点リードで終了しました。

第2クオーターは29-31で富士通が2点リードで終了しました。

 

どちらのチームもディフェンスを頑張っていた印象です。JX-ENEOSインサイドにボールを入れた瞬間に、富士通ダブルチームやトリプルチームを仕掛けてボールを持った人をうまくつぶしてターンオーバーを誘って守っていました。さらに、走ることで速攻を効果的に使い、簡単に得点をとるシーンが何本かありました。ルーキー選手も出場し、育成も兼ねながらうまくメンバーをローテーションしていました。JX-ENEOSは外のシュートがほとんど入らず、得点が伸びませんでした。3ポイントシュートを11本放ったのですが1本も入りませんでした。ディフェンスのマークマンを間違えてしまうなどの連携ミスもありました。後半どう立て直すのか見ものです。

 

解説誰かと思ったら元JX-ENEOSの選手だった大山さんとアジアカップでMVPになった本橋選手でした。大山さんもめちゃくちゃうまくて名選手でした。ハーフタイムで本橋選手にインタビューをしていましたが、シュートとドライブが武器でゲームコントロールと周りをいかすプレーが課題とのこと。日本女子代表は1976年のモントリオールオリンピックの5位が最高順位。今度の東京オリンピックでは悲願のメダルを期待しています。

 

第3クオーターは34-51で富士通が17点リードで終了しました。JX-ENEOSは第2クオーターまでの流れを変えることができず、外のシュートがまったく入りません。富士通の篠崎選手が鋭いドライブなどで第3クオーターだけで13得点と大活躍しました。

 

第4クオーターは開始2分10秒でJX-ENEOSが渡嘉敷選手の得点や速攻などで11点差まで詰め寄りました。富士通タイムアウトをとりますが流れを変えることができず、オコエ選手が4ファウルでベンチに下がります。JX-ENEOSは流れにのり岡本選手がこの試合初めて3ポイントシュートを決めると、宮澤選手も3ポイントシュートを決め、残り6分で7点差、残り5分で5点差まで詰め寄ります。しかし富士通も意地を見せ、勝負どころで3ポイントシュートを2本決め、残り3分で9点差に離します。JX-ENEOSはオールコートでディフェンスを仕掛けます。富士通はなかなかいいシュートが打てず、JX-ENEOSは残り1分30秒で5点差、残り1分で3点差とします。ここで富士通タイムアウトをとり、町田選手と篠崎選手にボールのコントロールを指示します。JX-ENEOSダブルチームを仕掛け、ヘルドボールとなりボールを奪うことに成功しますが、シュートを決めることができません。逆に富士通の篠崎選手がシュートを決めゲームセット。56-61で富士通が勝利しました。

 

JX-ENEOSは4クオーターこそ22対10と大幅にリードしましたが、反撃が遅すぎました。前半外のシュートが入らなかったことが最後まで響きました。また、オフェンスではボールに集まりすぎてスペーシングが悪いような気がしました。この点を修正するだけでだいぶオフェンスは改善できるのではないかと思います。富士通に61点しかとらせていないのですからディフェンスは及第点です。

 

富士通は、勝つならこれしかないというようなゲーム展開だったかと思います。相手のシュートの入らなさにも助けられたと思います。明日は今日のようにはいかないと思うので、明日も勝つことができれば今年の富士通にはかなり期待できるといっていいでしょう。

 

勝利した富士通おめでとうございます!!