Q19 FIBA女子アジアカップ2019 日本VS中国 決勝 結果 は?? AKatsukiFive 女子バスケ日本代表
日本が中国を破り、アジアカップ四連覇達成!!
ラグビーのワールドカップで日本が世界2位のアイルランドを撃破して盛り上がる中、バスケットボールも女子のアジア大会が開催されています。アジアカップは2年ごとに開催されており、日本は現在アジアカップを三連覇中で、今回四連覇をかけて戦っています。
日本は予選を順調に勝ち進み、昨日の準決勝のオーストラリアにも勝ち今日の決勝をむかえています。オーストラリアの男子は今年のワールドカップで決勝まで進み、準優勝するほどの強豪です。女子も世界ランク3位と日本より各上のチームですが、粘り強いディフェンスから得点を重ね、見事勝利しました。
一方、対戦相手の中国も準決勝で韓国に勝ち、決勝に上がってきました。平均年齢23歳と若いチームながら高さとうまさを兼ね備えたチームです。中国とは昨年のワールドカップで対戦しており、相手の高さと外のシュートに屈し敗戦してしまいました。そのため、日本はリベンジに燃えていたかと思います。
バスケットボールは10分×4クオーターで試合が行われ競技です。サッカーやラグビーと比べると狭いコートを走り回る攻守の切り替えが激しいスポーツで、最後まで目が離せません。
試合が始まると、幸先よく日本が先制しましたが、中国もシュートを決め返し、1クオーターは17-19で終了。
2クオーターは中国に流れがいきかけますが、No27林選手が三連続で3ポイントシュートを決め、2クオーターの終了直前にNo52宮澤選手が3ポイントシュートを決め1点差に詰め寄り、34-35で前半を折り返しました。
3クオーターもお互いに点を入れあいますが、日本の速攻が効果的に決まり逆転して54-51で終了。
4クオーターはNo15本橋選手が大爆発!レイアップシュートにジャンプシュート、3ポイントシュートにアシストとコートを支配していました。中国も粘りますが、最終スコア71-68で日本が勝利しました。
今日の試合のMVPを選ぶとするならば、No15本橋選手、No10渡嘉敷選手の二人でしょう。本橋選手は164cmと小柄ながら24得点と得点リーダーとして日本のオフェンスを牽引しました。逆に渡嘉敷選手は193cmありますが、相手が205cmと自分よりも大きい選手を身体を張って守っていました。
MIPは当然No27林選手です。あの3ポイント三連続がなければきっとこの試合は違う展開になっていたでしょう。日本は劣勢だったはずです。それだけ価値のあるシュートでした。
大会のベスト5には、日本のNo15本橋選手、No52宮澤選手と中国の選手2名、オーストラリアの選手1名が選出されました。
バスケットボール日本代表は男女とも来年の東京オリンピックへの出場が決定しています。男子はワールドカップで全敗と結果を残せませんでしたが、日本で初のドラフト1順目指名でNBA選手が誕生しましたし、Bリーグの盛り上がりも右肩上がりです。女子はアジアカップで優勝と結果を残しました。オリンピックではメダルを期待できるのではないでしょうか?
次回は、本橋選手について書きたいと思います。