Q16 ノマド とは??
ノマド(nomad)は英語で、「遊牧民」という意味!!
遊牧民といえばモンゴルをイメージしてしまいますが、ちゃんと遊牧民を意味する英語があるようです。
今回急にノマドという単語が出てきたから調べているわけではなく、ノマドワーカーという言葉をツイッターで見かけるようになったので、気になって調べてみました。
ワーカーですから働く人のことを指していることはわかるかと思います。ノマドワーカー・・・遊牧民×働く人とはどういうことなのでしょうか?
従来の働くイメージと言えば、どこか会社などに属し、会社が指定する場所で働くというのが普通でした。今でもそのイメージが根強く残っている人もたくさんいるかと思います。
しかし、ノマドワーカーはそのイメージとは異なります。
近年、IT機器が目覚ましい発展を遂げています。20年前ごろから携帯電話やパソコンが急速に発達し、普及してきました。もしかしたらもっと前から普及していたのかもしれませんが、私の体感だと身の回りで増えだしたのがそれぐらいです。今では何をするにもパソコンやスマートフォンが必須となりました。
それにともない、通信も発達しました。今ではそこら中に電波が飛び交うような環境となっており、どこからでもインターネットを使って世界中の人々とつながることができ、とても便利な世の中になってきています。
パソコンやスマートフォンがあれば、ほぼ何でもできる時代。つまり、環境さえ整えば「IT機器を使った仕事は場所を選ばない」ということが言えるかと思います。
それゆえに、会社が指定する場所で働く必要がなく、遊牧民のように場所を選ばずに働く人が誕生し、このような働き方をする人をノマドワーカーと呼ぶようになりました。
時代に合わせて新しい働き方が生まれたということです。
このような新しい働き方をみなさんはどのように思いますか?
私は、とても素晴らしいことだと思います。もちろんメリット・デメリットはあると思いますが、私はメリットのほうが大きいと考えています。
それは、会社に行くまでの通勤時間などに費やしている時間がもったいないと感じるからです。
もし、通勤するのに往復で1時間かかるとしましょう。週5日勤務で5時間、1カ月で5×4=20時間、1年で20×12=240時間です。つまり、1年で10日分を通勤のみに費やしていることになります。
往復1時間で10日なら往復2時間で20日です。この時間を丸々違うことをする時間にできれば、さらに人生が充実すると思います。
子育てしている家庭にもいい働き方ではないでしょうか。
これは私に「時間を大切にしたい」という価値観が芽生えたため、そう思うようになりました。
とはいえ、簡単にノマドワーカーになれたら苦労しませんが、こういった働き方が認められ、一般化できたら素晴らしいと思います。